完璧主義は要注意

診察

心を可視化してみる

うつ病を発症してしまうメカニズムはいまだ不明の部分が多いですが、ストレスが大きく関わっていることは確かです。ストレスを感じずに生きることは不可能ですが、うつ病になってしまう人はかなりの確率でストレスを余分に溜め込んでしまう性質を持っています。これは考え方の問題です。性格と言ってもいいかもしれません。そのため、本人が意識して変えていかない限り、うつ病発症リスクはどんどん上がっていくことでしょう。例えば、完璧主義や潔癖症といった種類の人はうつ病リスクが高いと言えます。その人個人のこだわりや信念が強く、それを冒されることが大きなストレスとなるからです。こだわりを捨てろというわけではありませんが、そのストレスとうまく付き合ったり、回避したりする術を学ばなければなりません。また、生活環境の変化が大きい人も発症リスクが高いと言われています。生活環境の変化にも種類がありますが、例えば職場での移動や転勤などによる引っ越しが多い人は、その都度多少のストレスを感じています。本人はそれをストレスと感じていなくても、心には少しずつ負担がかかっているのです。うつ病は予防することができます。そして予防策には様々な種類があり、人によってどの方法が適するかはわかりません。少し心がしんどいと感じているのであれば、早めに対策をとって重症化しないようにする必要があります。予防策というのは主に3種類です。1つは食生活です。うつ病の治療方法の中に食事療法があり、精神を落ち着かせたり幸福度を高めたりするホルモンの分泌を促す食材があります。提案される代表的な食事方法は和食です。中でも魚の脂はうつ病を改善に導く効果があるという研究結果もあり、元気が欲しいときには魚を食べるとよいと言われています。2つ目の予防策は、ストレス発散です。発散方法はなんでもいいです。趣味に没頭してみたり、嫌なこと全部忘れるくらい遊んでみたりするのもひとつです。うつ病は心が憂鬱な状態が2週間以上続くと発症している可能性が高いので、できればその日のうちに憂鬱な気分は取り除いてしまいましょう。3つ目は、日記やブログを書いてみることです。内容はなんでもいいので、そのとき感じていることや日々の出来事を文字に起こします。こうすることにより、自分の心境が可視化できるため、鬱々とした感じが滲んでいるときはすぐに気付くことができます。

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